Palourdeって? はまぐりなのかアサリなのか

ブルターニュに行くたびに、凝ってやっているのが「はまぐり」掘りなんですが、ここにきて、このPalourde(パルード)っていう貝が、本当に「はまぐり」なのかどうか疑わしくなって来ました。

私はこれを大きさから勝手に「はまぐり」だと思いこんでいたのですが、「はまぐり」だと言っている人もいれば、「アサリ」だと言っている人もいれば、はまぐりのこともアサリのこともPalourdeと言うんだと言う人もいて、不確かです。これらの貝の大きな違いとして、「はまぐり」は貝の表面がツルツルしていて光沢があり、「アサリ」の方はザラザラしているとのこと。私たちが一生懸命探し掘ってくる貝は、ザラザラしているから、実は「アサリ」なのかもしれない。ただ大きさは「はまぐり」。ブルターニュの北の海岸では、幅が4cm以下のものは獲ってはいけないことになっていますので。でも、そう言われてみると、味はアサリかもしれない。アサリには悪いけれど、「アサリ」だったとなると、ありがたみがちょっぴり減。いつだか、ボンゴレは、アサリじゃなくてはまぐりだったんだーと書いたけれど、ボンゴレ=パルード(Palourde)なんなら、やっぱりアサリなのかもしれない。

これは、前回、まあまあパルードが獲れたところ。

これは、海に行く道すがらの家。この辺でよく見るピンクの花がきれいで写真を撮った。この家、朽ちてしまって石壁だけになったのを壊さずそのままにしている。そのうち、この壁を生かして別の家を建てるんだろうか?

家の門の上にこんなかわいいヒトたちが。外出制限中に作ったのかな?去年までは絶対になかったもの。右のお宅は、どこにでも生えている草花を生かして、いつもキレイにしてある。

それにしても、やっぱりふつうでないエディター。写真を挿入すると、そこから下の背景が黒になる。文字が黒なので、書いたものが見えない。背景をわざわざ白に変えて文字を打つ、という作業をしなくちゃいけなくて、使いにくい。それに、写真を入れる前の文と左寄せが揃ってない。でもそれを変える術がわからない。また、昨日までブロック削除のメニューが消えていたけれど、今はまた復活している。

そういえば、ワクチン1回目終了

フランスは、5月中旬から、18時だった外出制限が21時までに延長され、テラス席のみという条件でカフェやレストランの営業も可能になりました。そして今月9日から、カフェやレストランの店内でも飲食が可能になりました。それにしても、ここ数日すっかり夏の気温になり、カフェやレストランのテラス席はどこもかしこも満席で、人がうようよです。

5月のはじめ、友人の定年退職夫婦がやっと1回目を終えたくらいのところだったので、まだまだ私たちの番は回ってこないかなと思っていたのですが、5月中旬から、急に年齢に関わらずどんどん予約が取れるようになってきたようで、ヴェルサイユに帰る数日前に予約サイトを試しに見たところ、予約枠はなさそう。試しにブルターニュの家の近くの比較的大きい病院を見てみると翌々日に空きがあり、その日はちょうど午後休暇をとっていたので、それまでワクチン接種に積極的ではなかったのですが、やっぱりやるしかないか!と思って予約をしました。

会場は、病院の講堂みたいなところ。予約の時間より15分くらい早めに着いたのですが、そんなのはどうでもいいらしく、用紙を渡され必要事項を記入。それが終わる頃を見計らって、係りの人が、数人づつ接種用のブース前まで案内してくれます。少し待って番が来て注射され、あっという間に待機コーナーに追いやられました。その間、多分10分くらい。フランスにしては相当テキパキしていてびっくり。

待機コーナーでは、係りの人が、接種後15分経った人たちにひとりひとり声をかけて状態を確認し、大丈夫ならば帰っていいよ、ということになります。私は注射した瞬間に力が抜けたような感じになっていたので、大事をとってもう15分居残りすることになりました。その間、医師もやって来て状態を聞いてくれました。その後、特に変わったこともなかったので、30分の待機後、ささっと買い物をしてから普通に帰宅しました。ちなみに接種したワクチンはファイザー。

ワクチン接種をすでに終えている同僚が、腕が痛くて、持ち上げられないくらいだった、などと言っていて、なにを大げさなーと思っていたのですが、なんと、夜くらいからだんだん痛くなって来て、夜中にはワクチンを打った方の左腕を下にして寝返りすることができないくらい、左腕に力をかけると「イターーーー」と声を張上げるくらい痛かったです。2−3日こんな状態。注射ごときでこんなに痛くなったのははじめてでした。完全に何も感じなくなるまで、一週間ほどかかりました。

2回目は7月のはじめの予定。2回目接種のためにまたもやブルターニュに行かなくてはいけません。

ところで、ワードプレスのエディターが完全にバグっていて、メニューは日本語と英語混じり、ブロック削除メニューがない。このページの背景半分が真っ黒になっていたり。かなりお粗末なエディターになりつつあるようです。投稿しても真っ黒なんだろうか?そのままやってみます。

ライ麦酒と港?グウィンゼガル

グウィンゼガル(Gwin Zegal)って言われてもなんのことやら。。。ブルターニュ語で、「ライ麦酒」という意味らしい。そしてそういう名前のついた港があるのです。(名前の由来まで調べてません。)

ブルターニュの家から1時間弱東に戻ったあたり、Plouhaという町にある、古い港。このカタチの港はもうフランスに二箇所しか残っていないらしい。ここでは、船を停泊させるのに、錨ではなくて、根っこごと海に埋めた木に船をつなぐようになっている。木は当然ながら10mほどの高さのあるものが使ってある。

断崖からだんだん下へ降りていくと、船が見えて来る。

だんだん近くに見えて来る。

どんどん降りて行きながら、これをまた登らないといけないと思うと降りるのがためらわれた。満潮だったので、どんなふうに固定されているのかよく見えない。木の形そのものなので鉄筋には見えないけれど、しっかり乾いた木は鉄筋にも劣らないということなのかもしれない。

この日もまたブルターニュの典型的な天気。太陽が出たり、曇ったり、ちょっと離れたところでは雨が降っていたり。強風も吹いていたので、海面もゆらゆらしているのがわかる。同じ海岸沿いなのに、1時間も行くと全く違う風景が広がっていて、すごく遠くまで来た感覚になりました。

ラングスティーヌの季節でもある

フランスは19日から、外出制限等がさらに緩和され、日常必需品以外を売る店舗も営業再開。カフェやレストランもテラス席に限って営業できることになった。夜はこれまで19時以降外出禁止だったのが、21時に繰り上げられた。

たまに野菜を買いに行く農家では、クレープスタンドを作って、敷地内で持ち帰り用のプレーンのクレープを売るようになっていたのだが、この19日からは、クレープ屋のように具入りのクレープをその場で食べることもできるようになるとのことだった(火曜日と木曜日の夕方のみ)。それで、早速木曜日の夕方行ってみようと思っていたのだが、台風並みの強風が吹いているし(風速80kmほど)、天気も太陽が出たり隠れたり、雨が降ったり止んだりの典型的なブルターニュの天候。最高気温も15度ほど。そんな日にわざわざ外でクレープを食べることもないのではという話になった。夏でも夜、屋外でご飯を食べる気になる気温の日は少ないのだ。そんな我慢大会のようなことをするよりも、魚屋でラングスティーヌでも買って食べた方がいいよね?ということになった。ちょうどお昼に魚屋の前を通った時、今日のおすすめのひとつがラングスティーヌで、1kg29ユーロという看板が出ていたのを見ていたから、そんな別案が飛び出した。値段的には決してお買い得ではないけれど、ラングスティーヌ水揚げで有名なブルターニュはフィニステール地方のギルヴィネック港からのものだと明記してあったのが目を引いたのだった。数年前にギルヴィネック港にほど近いところで休暇を過ごした際、水揚げされたばかりのラングスティーヌを食べて堪能した思い出があり、それをまた味わえるかな?と期待してのこと。そうと決まれば魚屋さんに直行することにした。もう夕方で、残っていたのを全部引き取ると、1.5キロ弱。ピンピンはしてないけれど、まだ動いているものが何尾かあった。締めて40ユーロ足らず(5000円ほど)、二人でその辺のクレープ屋に行ったくらいの予算。

今回は出汁をとっておきたかったので、少ない水で塩蒸しにした。庭のタイムやローリエ、ローズマリーを入れ、ちょうど絞ったレモンがあったのでそのカスも一緒に入れてみた(なんか効果があったかどうかは不明)。3分弱で蒸しあがり。それを剥いてはそのまま食べる。この日の夕食はほぼラングスティーヌのみ。あとはきゅうりの輪切り、塩バターを塗ったパンに白ワインというシンプルメニュー。

蒸す前。これは半分の量。このサラダボウルは直径28cmで相当大きい。

蒸しあがったもの。第1回目(2回蒸した)。このお皿も相当大きく、直径30cmもある。(左下は普通のお皿に三尾とったもの)。生のものも火を入れた後も色はほとんど変わらない。生のものは透明感があってツヤツヤしている。エビとカニの間のような肉質で、プリプリというよりねっとりしている。新鮮なら、お刺身も甘エビのようで美味しいらしい。今回は全て蒸して、何もつけず自然の味そのままで堪能しました。

頭はそのままとって食べるのは胴体部分だけ。ハサミも中を出して食べるのはめんどくさい、でもそれをそのまま捨てるのはもったいないので、テレビの料理番組でシェフがいつもやっているようにして出汁をとってみた。本当は生の状態のものを使うし、鍋に入れる前にトンカチなんかで叩き割るのだけど、そこまでせず。ニンニクにエシャロットを入れた鍋の中で木べらでザクザク潰しながら焦げがつくくらいまで炒める。そして白ワインでおこげをこそげおとし、トマトピュレを入れて煮詰める。それを漉して出来上がり。翌日はこの濃厚ソースに生クリームを混ぜてパスタソースにしてラングスティーヌの別の味を堪能しました。

変わり種ブリオッシュ

料理ブログを見ていて、おもしろい成形のブリオッシュが目についた。レシピをみると「Yudane」湯種を使った日本スタイルのブリオッシュ(というかパンオレ=ミルクパン)ということになっている。それで早速やってみた。最近では「Shokupan」だの「Hokkaido」などと銘打ったパンのレシピを見ることもあって、フランスでも日本的なふわふわ、もちもち系のパンを作ろうとしている人がいるらしい。

湯種は、小麦粉に同量の熱湯を入れて捏ねたものを4時間以上(12時間という人もいる)寝かせたもので、それをパン生地に混ぜて使う。イーストの量以外はレシピ通りにやってみた。バターは溶かしたものを使うことになっていたので、他の水分と一緒に入れて混ぜることができるので手間が省けた(ふつうは柔らかくしたバターをある程度捏ねてから入れていく)。小麦粉250gに対して60gと量は少なめ。捏ねて1時間半くらい室温に置いた生地を冷蔵庫で一晩放置。翌日冷蔵庫から出して室温に少し置き、12分割して丸めて休ませる。それを、一つづつ伸ばし、半分にたたんで型に詰めていく。

難しくはないけれど、三つに分けて三つ編みにした方が早いし簡単。イーストが少なかったからか、発酵速度が相当遅く、2次発酵で生地がふんわりするまで8時間くらいかかってしまった。

そして焼きあがったのがこちら。型にもう少し余裕があった方が良かったのかもしれない。一切れずつちぎれていくはずなのだけど、ちょっと詰まった感じでほろほろとはずれてはいかない。湯種のおかげか、中はしっとりしているけれど、バターが少ないので、手がバターでべとつくということは全くなし。この湯種を使い、天然酵母のみで作るとどうなるのかな?と思っているところ。あと、やっぱりバターはもう少し欲しいところ。

そういえば、こんなバターを折り込んだブリオッシュも作っていた。いつものごとく、思いつきで適当にやったため、折り込みのタイミングが全く外れていて、全然層になってない。でもバターの量は上のブリオッシュの2倍くらい入っているので美味しさは断然こっちのもん。

サンピエールを買ってみた

滞在中の町にあって、重宝していたシャルキュトリ(ハム類などお肉の加工品、お惣菜を中心に売るお店)が2年ほど前に閉めてしまい、その後お肉屋にすり替わった(すでにお肉屋はほぼ隣に一件あるのに)。ところが、長くは続かず、ずっと空き店舗になっていた。それが、この春から魚屋になったので、早速行ってみた。

この魚屋は自分の船を持っている若い漁師さんがやっているらしい。自分の船でとってきた魚介類に、漁師仲間のものを加え、さらにフランス人の好きなサーモンやタラをどこかから調達してのラインナップ。日本の魚屋さんのようにありとあらゆる魚が並ぶというようなことはないけれど、それはそれでいいと思う。ブルターニュだから、もちろんブルーのオマール海老がいけすに潜んでいる。

一回目、近くで採れた鯛がおすすめだったので、それをもらった。すごく新鮮で刺身にすれば良かったというほどだった。それで味をしめて、先日は、またその日のオススメだったサンピエール(マトウダイ)を試してみた。フランスでは高級魚で1kg24ユーロ。2kgちょっとある魚だったので一尾50ユーロを超えた(6000円くらい?)。決して安くはない。前回の鯛はフィレにおろしてもらってそれ以外の部分をもらわなかったので、今回は頭も一緒に入れといて、と頼んだ。それにしてもすごい顔の魚。捌く前の写真がないので、大きさがわかりにくいけれど、切り身ひとつ分が3人の昼食になった。多分4人でも十分な大きさだったから、切り身が二つで、8人分のお皿がとれたということ。

頭の部分は、塩で洗い、ネギをたっぷりのせて、庭のハーブ類を頭の中に挟んでオリーブオイルをかけてオーブンで焼いた。胴体と同じくらいの大きさの頭だから、頰をはじめ、食べるところが十分にあって、これは二人分の夕食になった。捨てずにもらってきて良かったわ。頭の中はものすごいゼラチン質だったので、豆腐と煮付けにでもしたら美味しかっただろうなぁと思ったけど、豆腐なんかないんだからそれは無理なはなし。

3人分の昼食、二日分。左も右も皮面をフライパンで焼き付け、低温のオーブンで仕上げた。左は白アスパラガスの炊き込みご飯とポワローネギの緑の部分をじっくり煮たものが付け合わせ。ソースはなしのつもりだったけれど、ちょっと味が足りなかったので、オリーブオイルとたっぷりのレモンと塩漬けケッパーを混ぜたものをソースにした。

右は、小玉ねぎの、まさにわけぎのような緑の部分がとっても新鮮できれいだったのでバターで煮た。砂出しの終わったハマグリが7個があったので、ワインで蒸して、そこにバターを入れてソースにした。他に何も入れなくとも、ハマグリの出汁で味はすっかり整う。この日は、塩を多めにして少し締めてから焼いたので味もしっかりしていた。

なかなか美味しい魚を食べる機会がないので、ここにいる時はできるだけ魚を買って食べようと思っているところ。しかし、こういうお安くない白身の魚を調理する時、失敗したらどうしようとちょっとドキドキする。ムニエルやピカタにした方が失敗がなくていいんだけれど、できるだけ余計なものを足さずに調理したかったのだ。

いちごの季節

フランスは今がいちごの季節。ブルターニュはいちごの産地でもあるので、あちこちで売っています。フランス北西部先端のブレストの近く、プルガステルという町が産地のガリゲットという品種が有名。現在滞在中のこのあたりでもいちごを作っている農家がたくさんあるので、新鮮ないちごがマルシェやスーパーで出回っていて、毎日食べています。

ブルターニュのいちごの歴史はフランスのイチゴの歴史。ここに詳しく書いてあります。

近くの農家でイチゴ狩り(というか、自分で採ってきて買うだけのもの)ができるのですが、ハウス栽培(でも地植え)で、密になる可能性があるので、やめているらしく、ちょっと残念。ハウスの中をのぞくと、白い花がいっぱい咲いていて、熟して大きないちごがあちこちに見える。農家の人は、自分たちだけで摘まなくちゃいけないので大変だと言っていました。

左のイチゴはスーパーのもので、ちょっと小さめ。真ん中の日のイチゴはマルシェで買ったもので、粒も揃っていた。右のは義理姉が行きつけの果物屋で買ってきてくれたものでかなり立派なイチゴ。でも大きすぎるのは味も大味で、小さい方が味が濃い気がする。

真ん中の写真で、ケーキのろうそくを吹こうとしているのは姪のイネス。誕生日はすでにかなり過ぎていましたが、みんなが集まる機会なので、デザート担当を仰せつかり、イチゴのティラミス風を予定していていました。前日の午後、材料を調達しようと思っていたら、祝日で店は午後から閉まっていて何も買えず終い。イチゴだけは、マルシェで調達していたものの、砂糖さえ家にない。しょうがないイチゴだけ持って行こう、と思っていたところ、朝になって、古いシュガーポットに入った5年以上前のものと思われる角砂糖を発見。まあ砂糖だし、大丈夫かと思い、麺棒でたたき割って、ミキサーで粉状にし、シンプルなバターケーキを作りました。それをスライスしたものと、ほんのちょっと残っていたメープルシロップで和えたイチゴ、そのままのイチゴをお皿に盛り付けて、生クリームを添えよう、と思っていたのですが、誕生日ケーキ風にしたいとのこと。ただ適当なお皿もなく、まな板の上にのせてまわりにイチゴを置いただけのなんだかなーというケーキになりました。おまけに、泡立てた生クリームは絞り袋に入れて、クーラーボックスに入れて持って行ったのに、うまく泡立っていなかったらしく、サラサラのクリームに様変わりしていて使えたもんじゃありませんでした。それで結局お皿の上でクリームをソース風に流すという流れになりました。

ブルターニュに移動

フランスは、外出制限が緩和されています。先週月曜日から10km圏内のみ移動可能という制約が解除され、日中はどこへ行ってもいいことになった。それに先駆け、まだ制限は解除されていなかったのだけど、違反覚悟で(といっても理由は用意してあったけれど)先週末からブルターニュに来ています。まるで引っ越しでもするのかというほどの大荷物を抱えて。昨日までは普通に在宅ワークで仕事をし、今日から10日ほど休暇です。

着いて早々の日曜日、なまった体を慣らしに、いつもの海岸にコック貝堀りへ。天気もよく、風もなく、貝掘り日和。ほどほどに掘って、二人で一食分の蒸し焼きに。

そして先週末のこと。近くに住む定年退職夫婦のところでハマグリ貝掘り。この日は台風かというほどの風で、ぼんやり立っていると吹き飛ばされそうなくらい。それで写真を撮る余裕もなし。そんな中、3時間も海でウロウロしながら貝堀りをして、二人で3kgほどの収穫。このあいだスーパーの魚屋で1キロ20ユーロだったので、6000円分くらい掘ったことになるか。このバケツは私が一人で掘ったハマグリ。ちょっぴりコック貝も混じっている。翌日は筋肉痛でした。

二回に分けて食べました。1度は蒸し焼きにして、フランス風にバターを塗ったパンと共に。2度目も蒸し焼き、パスタと共に。パスタは出てきた貝汁の中でざざっと和えてあります。今回は具合悪くならなかったのでよかった。。。ただし、たまに中が真緑になっている貝があって(悪い海藻のせいに違いない)、ちょっと気持ちがわるい。こういうのは食べないようにはするけれど、たまに身がすでに外れてしまっている時にはもうどうしょうもない。

このハマグリ、砂出しを数回にわたってするのですが、とても活きがよく、全部が長い(本当にびっくりするくらい長い)足をぐんとのばして海水をごくごく飲んでいる。それを見ているので、鍋に入れて蒸す時にはちょっとごめんよ、と思ってしまいます。

農園が再オープン

やっと春らしくなって、先々週くらいから例の農園がまたオープンし、サラダ菜各種、ルッコラ、チューリップの収穫ができました。右端の写真の右の2列がルッコラ、もう草のようにこんなにぼうぼうに生えるとは知らなかった。大好きなので袋いっぱい収穫。

そしてお店で買ったいちご1kgと白アスパラガス、これもたぶん1kgだったと思う。いちごは18ユーロで、かなり迷ったけれど、買って正解。とっても美味しかったし、何より新鮮だったので一週間、毎日食べました。アスパラも、今年はよく買う機会があって、もう何度食べたか。今年から、アスパラの剥いた皮、端っこの固くて傷んだ部分なんかも全部取っておいてグツグツ煮た中で、アスパラを茹でることにしました。茹で上がったら、残った皮や固い部分をミキサーでガーっと回し、それを漉して、それでご飯を炊いています。このご飯とアボカドと茹でたアスパラをオリーブオイルと塩で食べるのが(ウチで)ちょっと流行っています。

そしてお店で買ったいちご1kgと白アスパラガス、これもたぶん1kgだったと思う。いちごは18ユーロで、かなり迷いながら購入。新鮮で美味しく、一週間、毎日食べました。アスパラも、今年はよく買う機会があって、もう何度食べたか。今年から、アスパラの剥いた皮、端っこの固い部分などを捨てずにグツグツ煮て、その中で食べる部分のアスパラを茹でています。茹で上がったら、残りの皮や固い部分をミキサーで回し、それを漉したものでご飯を炊きます。このご飯とアボカドと茹でたアスパラをオリーブオイルと塩で食べるのが(ウチで)ちょっと流行っています。

チューリップも農園で摘んできたもの。畑では、全部みどりの固いつぼみだったのに、家に帰って活けたとたんに色が黄色になった。なんだ、そんなにすぐ開いてしまうの?と思っていたら、本当に早々に開いてしまい、品種が違うらしく、つぼみのままのものたちを別の入れ物に分けました。

花が開いて終わりかと思ったら、今度は色が変わりはじめ、ピンクになって、あの黄色はどこへやら?という感じになってきました。おしべがいっぱいついていて、まるでユリのようだったので、チューリップでもこんなことするのかどうかわからないなぁと思いながらも、全部ピンセットで取ってしまいました。もうこれ、チューリップとは思えない。

そして、つぼみ組の方は、数日経ってだんだん色がついてきて、チューリップらしくなりましたが、どうもこれ以上開くつもりはないようです。自分で抜いたこれらのチューリップ、16本あって、一本50サンチーム、合計8ユーロ、約1000円でした。

今月の「家でレストラン」(2)

そして昨日は再びパンスマンのメニューを注文しました。

今回は、(フランスの)西海岸がテーマ。でもメニューからすると、ブルターニュに絞っていいみたいな取り揃えでした。

前菜は、自家製パテオンクルット。えー半分だけ?って思ったけれど、量的には十分でした。たぶん一枚だと容器に入らなかったのかと。ちょっと色の悪いグリーンのものは、コルニッション(フランスの小さいキュウリのピクルス)のペースト、白いのは根セロリのペースト。付け合わせの根セロリの千切りと紫玉ねぎのピクルスとともにパテによく合うこと。パテの中に見えるグリーンのものはピスタチオで、オレンジはアプリコット。

メインはブルターニュ産、サンピエール、ロスコフ産玉ねぎ添え。(ロスコフは、北西ブルターニュの町の名前で、玉ねぎが有名)サンピエールは、フランスでは高級とされている魚の名前。私はずっとヒラメだと思っていたけれど、マトウダイのことらしい。これが2種類のバタークリームソース(色がついている方は、玉ねぎが混じったソースかなと思う)の中に隠れていて、グリーンピースと枝豆みたいな豆が散らばっていました。ちょっと豆が多すぎな感はあったけれど(食べても食べてもなくならない)、時々混じる生のリンゴがさわやかで、さらさらソースもそれは美味しくて、家ではなかなか出来ないプロの料理を堪能しました。

前回と同じく、メインまでガラス容器での提供。ここまでする?とも思うものの、これだけソースたっぷりだと、オーブンに入れられる紙の容器はグズグズになってしまうに違いなく、しょうがないのかもしれない。それにしても魚の火入れは完璧。温め方として、180度で9分という指示だったけれど、そのくらいでは温まらないというのが前回やってみての感想だったので、今回は60度でほぼ1時間くらい温め、食べる直前に180度まで上げ、温度が達したところでオーブンから出したら完璧でした。もちろん、時々ソースをすくって食べて温度確認をしましたが。これも魚に火が入りすぎると、せっかくのプロの料理を台無しにしてしまうので、慎重になります。

デザートは、ブルターニュのイチゴといえばガリゲットという、有名な品種のイチゴを使ったもの。だいたいいつも同じパターン。そこに生のイチゴ、その上にフレッシュチーズ、そこにイチゴのソースとイチゴの果肉がかかり、上にフレンチメレンゲ(ちょっとやわらかめ)がのっているというもので、シンプルだけど確実に美味しいもの。
今回はワインも買ってみました。クリック&コレクトの画面でこのワインがセットで売っていたのですが、その時はパス。そのあと、魚なのに赤を合わせているところに興味を持って調べてみると、まだ若い女性の生産者で自然農法でやっているらしい。値段もだいたい20ユーロ前後のものを25ユーロで売っていたので、そんなに上乗せ分があるわけでもない。注文のメニューを取りに行った時に、魚なのに赤だけど、それは今日の料理に合うっていうことで?と聞いたら、そうそう、とっても軽くて今日の魚にも合うので出したと言う。まあ実際には、在庫処分ということだったかもしれないし、値段もお手頃なので合わせただけかもしれないけれど、プロの言うことを信じて買ってみました。ブルゴーニュらしいベリー系の香りは十分あるのに、口当たりが柔らかく、なにより魚と食べてもイヤな味になることなく、なかなかいい選択でした。というわけで、今回も大満足のメニューでした。